オーストラリアドルは、
「プロキシ通貨」とか「プロキシー通貨」とか呼ばれるのですね!
プロキシ通貨とは、いわゆるFX用語です!
プロキシとは「代理の」という意味なのだそうです!
ある国の通貨を取引したいけれどできないとき、
その通貨に代わって関係性の深い国の通貨が取引されることがあります。
これがプロキシ通貨ですね(*'ω'*)
ですからオーストラリアドルだけでなく、代理になるならなんでもそう呼ぶみたいです。
ワタナベ知りませんでした。
例えば、オーストラリアドルは中国元のプロキシ通貨と言われています。
オーストラリアは資源国です。
鉄鉱石や石炭、農産物の輸出によって経済が成り立っており、
この30年は安定した経済成長を遂げてきました♪
この成長を支えたのが中国の目覚ましい成長です。
中国国内で高まる資源や食料の需要に応えるかたちで、
オーストラリアは中国への輸出を拡大し、シェアは3割にも達しています。
中国の経済成長はオーストラリアの経済成長でもあり、
両国の経済的な関係は非常に深いものとなっています。
一方で、近年、中国の経済成長の鈍化により、
オーストラリアの経済にも陰りが見えつつあります。。
さらにコロナ対応を巡って中国、オーストラリアの両政府が対立し、
石炭の輸出ストップという事態も発生しました( ;∀;)
オーストラリアは落ち込む経済を下支えすべく利下げを繰り返しており、
かつて高スワップで有名だったオーストラリアドルは、現在は見る影もありません。
このようにオーストラリアと中国の経済的な結びつきは強く、
中国の景気がオーストラリアドルに大きな影響を与えます!!
中国国内の状況が中国元に及ぼすのと同じ影響をオーストラリアドルにも与えるのです。
そのため、オーストラリアドルは中国元の代わりに取引されるプロキシ通貨となるのです。
XMにもまだ中国元のペアがありません。
米ドル/香港ドル(USDHKD)ならありますが、別物なのです。
XMでも中国元はトレードできますが、
中国元は中国政府に実質的に管理されており、通常の予想が通じないリスクがあります。
そこでより安全なオーストラリアドルの通貨ペアをトレードするというわけです♪
現在、オーストラリアドルの価値を決定しているのは、
豪州準備銀行(RBA)が決定する政策金利です。
そして、この決定はオーストラリアの経済、中国の経済、両国の関係性に左右されます。
オーストラリアドルをトレードするのであれば、
この3つのポイントをきちんとチェックしておきましょう(^_-)-☆
中国と関連が深いので、自由にならない元のかわりに
オーストラリアドルを代理としてトレードすることもあったそうです。
さあXMのMT4口座にログインしましょう。
※プロキシ通貨と豪ドル(注1)
近頃はどの通貨も上がったり下がったりで、
買われすぎ売られすぎのトレードが有効だとみんな言っています。
ワタナベもそう思うのですよ。
RSIなどを使うんですよね。
さてオーストラリアドル/円(AUDJPY)の日足を拡大すると、
下落が止まりそうにも見えますが。
※買われすぎ売られすぎ(注2)
トレード前にほかの通貨ペアも見なくてはいけません。
世界全体をいつも意識していたいですよね。
ドル/円(USDJPY)の日足も、オーストラリアドルと似た動きです。
※過去記事「豪ドルとニュージーランドはいつも比べて見ています」(注3)
ワタナベのスタイルとして、XMでは1時間足を見てトレードするのです。
数時間~数日間で手仕舞いするのですよ。
この1時間足では、テクニカルのシグナルがいくつか出ています。
オーサム・オシレータは0より下ですから、下降トレンドですね。
そして、ローソク足は移動平均線であるアリゲーターの下で止められています。
教科書的にまじめにテクニカル分析をした結果、
オーストラリアドル/円のショートをしました。
今日は秋分の日で仕事が休みですから、
オセアニア時間が終わった午後3時過ぎからチャンスを狙っていたのです。
20分ほど経って利益になってきました。
損切はアリゲーターの真ん中のあたりです。
利益確定は今朝つくられた窓を埋めたあたりにしましょう。
■■■■脚注■■■■
(注1)「資源国通貨」豪ドルの特徴と価格変動要因(マネクリ)
(注2)RSI(マネックス証券)